「新春組踊大公演」(主催・伝統組踊保存会、共催・国立劇場おきなわ運営財団)が4日、浦添市の国立劇場で始まった。組踊立方人間国宝の宮城能鳳さんが出演した「執心鐘入」と、若手実演家中心の「護佐丸敵討」の2題を約300人が楽しんだ。

新春公演で上演された組踊「護佐丸敵討」=4日午後、浦添市の国立劇場おきなわ

 華やかな正月に公演し、より多くの人々に組踊を親しんでもらうことを目的に保存会が初めて開催した。

 眞境名正憲会長は「まだ課題は多いが、『正月は組踊』と定着する取り組みの第一歩」と手応えを感じていた。

 那覇市から夫婦で来た福原真紀子さん(41)は「組踊は初めて見たが、音と踊りで物語に引き込まれた。正月の舞台はめでたい感じがありますね」と喜んだ。

 5日は「護佐丸敵討」と「花売の縁」、6日は「執心鐘入」と「花売の縁」を立方・地謡を替えて披露する。両日とも午後2時の開演。