【名護】稲嶺進名護市長は5日、市役所での仕事始めの職員向け訓示で、「昨年の(安倍)政権は暴走気味の馬のごとく走ったともいえる。ことしはひつじ年で、芯を通すというイメージもあるようだ。私たちもこれまでの歴史を振り返り、新しい挑戦に向かう2015年でありたい」と述べた。

仕事始めで訓示する稲嶺進名護市長

 稲嶺市長は、「昨年は選挙イヤーだったが、ウチナーンチュのアイデンティティーや自決権という思いを意思表示した1年だった」と振り返った。

 その上で、ことしは戦後70年を迎えるが、戦争の風化が懸念されると指摘。「唯一の地上戦のあった沖縄で20万人以上の尊い命を失ったことを忘れてはいけない。心にしっかり留め、次世代のために、今いる私たちがしなければいけないことに対し、責任を果たさないといけない」と語った。