テニスの兵庫・沖縄ジュニア友愛交流事業が4~8日、沖縄県内で行われている。事業は今年で10回目を数え、6日は漫湖市民テニスコートで、沖縄30人、兵庫12人による「島田杯」交流試合が行われた。

10回目を迎えた兵庫・沖縄のテニス交流事業の参加者=漫湖市民テニスコート(提供)

 沖縄戦当時に県知事を務めた島田叡氏が兵庫県出身だったことから、両県は友愛提携を調印している。兵庫はテニス強豪県で、沖縄勢にとってはレベルアップのいい機会にもなっている。

 選抜選手による両県対抗の島田杯は13、15、17歳以下の3クラスに分かれ、9勝9敗だった。

 2度目の参加となる兵庫・甲南高2年の漁圭祐君(17)は「暖かい環境で、とても楽しく全力でプレーできた。友達もできた」と笑顔。琉大付属中1年の新城未亜さん(13)は「普段とは違う人と試合ができ、いい刺激になる」と充実した表情だった。

 県協会の新垣忠男会長は「テニスの交流だけでなく、島田氏をはじめ、両県の歴史や文化を学ぶ平和学習も行っている。これからも続けていきたい」と話した。