【糸満】糸満漁業協同組合の初競りが5日朝、糸満市西崎の糸満漁協セリ市場であった。ことしは、浮き魚礁周辺の潮の流れが悪かったためマグロの漁獲量が少なく、総水揚げ量も約400キロと例年の10分の1ほど。最高値が付いたのはアカジンミーバイで、1キロ当たり2500円だった。

糸満漁業協同組合の初競りで、魚介類を競り落とす仲買人たち=5日、糸満市西崎の糸満漁協セリ市場

 セリの前に、漁協関係者たちが海上操業安全と豊漁を祈願した。その後、セリが始まり、マチ類、ミーバイ、貝類などを次々に仲買人たちが競り落とした。

 糸満漁協の金城宏組合長は「沖縄近海の好漁場に台湾船や中国船が増え、県内の漁業者にとって厳しい状況だ」と現状を訴え「後継者育成などの課題解決を図り、水産業発展のため、関係団体と協力していきたい」と話した。