沖縄バス、琉球バス交通の定期券価格が2月1日から、実質4割値上げされることが7日までに分かった。2004年から実施している割引サービスを取りやめるため。定期券価格の算出基準となる1カ月の想定利用回数を42回から60回に戻すことで、増加分が価格に反映される。沖縄総合事務局の認可を経てサービスを中止する。東陽バスは昨年12月から中止している。

 那覇バスを除く3社はバスの利用促進を目的に定期券の割引サービスを実施。定期券価格は、利用区間の運賃に1カ月の想定利用回数を掛けて算出する。通常は1カ月を30日とし、往復60回とするが、土日を差し引いた21日分の42回まで減らしていた。

 通勤、通学、小人、身体障害者のすべての定期券が対象。通常価格からの3割引きは継続する。

 3社とも燃油高騰に加え、輸送人員の減少で売上高が伸び悩み、利益の確保が難しくなっているとし、中止に踏み切った。担当者は「お客さまには申し訳ないが、理解してほしい」としている。