日本銀行那覇支店(松野知之支店長)が9日発表した昨年11月の沖縄県内金融経済概況は「全体として拡大している」と判断を16カ月連続で据え置いた。個人消費は4月の消費税増税後の駆け込み需要の反動減が和らぐ中、人口と観光客の増加を背景に堅調だった。建設関連は増税の反動減が続いているものの、需要は底堅く推移した。

 松野支店長は「雇用・所得情勢も改善しており、県経済は快調に日本のフロントランナーとして走っている」とした。円安による観光客の増加や、原油価格の低下など「2015年も明るい材料がそろっている。県経済は拡大基調が続くだろう」と見通した。