【名護】米軍キャンプ・シュワブ内の一部土地の軍用地料について、防衛省が賃料を算定する1平方メートル当たりの単価を2014年度は前年度比で65・38%引き上げる方針を関係機関に示していたことが9日までに分かった。関係者によると「異例の大幅増」で、名護市辺野古の新基地建設に伴う地元対策とみられる。

 関係者によると、65%増の対象は大半が私有地。シュワブの海側に位置し、隊舎などが建つキャンプ地区(シュワブ総面積の2割弱)内の一部で、これまで「山林原野」の地目で査定していたが、14年度は単価が高い「宅地見込み」として換算したという。

 一部土地の賃料引き上げで、シュワブ全体の軍用地料は前年度比5・5%増になる計算で「例年アップは1%程度。今回のような上がり方は初めて」(同)という。実際、シュワブの年間賃借料は12年度26億3900万円に対し、13年度は1・02%増の26億9600万円だった。