県内各地の民話などを題材にした絵本を立体的に紹介する「とびだせ えほんのせかい」が9日、那覇市久茂地のタイムスビル1階のエントランスホールで始まった。絵本作家と、歌や読み聞かせの女性2人組「しろっぷどろっぷ」の主催。愛らしい紙の模型とともに並べた約20点を、家族連れらが楽しんだ。18日まで。入場無料。

「箱のえほん」に興味津々の子どもたち=9日午後、那覇市久茂地・タイムスビル1階エントランスホール

 絵本「ちゅうやユッカヌヒー」では、にぎわう市場の場面に玩具屋やそば屋の紙模型を置いた。「サンちゃんのハマウリ」では、旧暦3月3日に3世代が無病息災を祈り、子どもが海の幸に感謝して潮干狩りする姿を紙模型にして据えた。

 初日は主催の2人が、音楽を演奏しながら民謡を歌ったり絵本を読み聞かせたりした。家族で訪れた那覇市の天妃小2年、玉城碧乃さん(8)は「普通の絵本と違って飛び出していて面白かった。ずっと動かないうちに体に木が生えた『チョコゴリラ』の本が好き」とお気に入りの様子だった。