泡盛の業界紙「醸界飲料新聞」の編集発行人を務め、県泡盛同好会の前身・泡盛同好会を立ち上げた仲村征幸(なかむら・せいこう)さんが9日午後0時36分、肝臓がんのため那覇市内の病院で死去した。83歳。本部町具志堅出身。告別式は11日午後4時から4時40分、那覇市銘苅3の22のサンレー那覇北紫雲閣で。喪主は妻綾子(あやこ)さん。

仲村征幸さん

 米軍統治下、輸入ウイスキー全盛の時代に泡盛の魅力を発信するため、1969年に季刊紙「醸界飲料新聞」を創刊。泡盛メーカーの商品開発や業界イベントを伝える一方、古酒の不当表示問題などではメーカーの姿勢を厳しく批判した。74年に泡盛同好会を設立、「泡盛の女王」を考案し、県内外へ普及させた。ラジオ番組「泡盛よもやま話」の初代パーソナリティーも務めた。生前に「琉球泡盛は140万県民共有の財産」と語っていた。