【てい子与那覇トゥーシー通信員】ニューヨーク沖縄県人会の忘年会が、日系人会館で12月6日、開かれた。朝からの雨で悪天候のわりには、1世と若い世代の会員たち、ゲストも加わり46人も集まった。

さまざまな余興が飛び出したニューヨーク県人会の忘年会=日系人会館

 県人会の持ち寄り手料理は、沖縄の食材を重んじる。限られてはいるが並べられたウチナー料理も、一つの伝統文化。故郷を忘れぬよう次世代へ込めたメッセージだ。創立当初の1983年から3年ほどは新年会だけだったが、冬は大雪のため新年会は新春会になり、忘年会に参加しないと丸一年待つことになる。

 「ゆぬ ウチナンチュ かなさ」(同じウチナンチュ恋しさ)のために夏の終わりにピクニックが追加された。そして忘年会は2000年ごろから始められた。

 三つのイベントはニューヨークの恒例行事として今では毎年行われている。

 久しぶりにニューヨークサンシンクラブ(1988年創立)から山田純さん、赤嶺政次さん、平野角信さん、山田剛志さんの4人のオール八重山出身らがパーティーを盛り上げた。民謡のほか「ハイサイおじさん」で会場は沸き立った。新会長で2世のスーザン・ハマカーさんは長年役員をしている。栄子・スティールさんらと「かぎやで風」の幕開けの踊りで喝采をうけた。初めての2世の会長を模範として見ている次世代に琉球文化の伝統をなじませようとの1世たちの心遣いがある。その後、簡単な踊りやゲームなどで楽しんだ。

 また、会員が11月17日の沖縄タイムスで知事選挙で翁長雄志さんが圧勝し、カチャーシーを踊る姿が大きく写っている社会面を広げ、故郷沖縄のニュースを報告した。