【宮古島ワイドーマラソン取材班】島を一周する100キロのほか5部門で計1468人が健脚を競った11日のワイドーマラソン。沿道の地域住民やボランティアの「ワイドー、ワイドー(頑張れ)」の声援が、体力の限界に挑むランナーの背中を力強く押した。

75キロ地点で疲れを隠せない選手たちに給水するボランティア=11日、宮古島市の東平安名崎

 100キロ部門のスタートは夜明け前の午前5時。辺りは暗い中、号砲とともにランナーは一斉に駆け出した。会場の下地公園では、市立北中学校や宮古高校の吹奏楽部が軽快なリズムでランナーを後押し。フルートの友利寿莉さん=北中1年=は「全員完走してほしい。みんな頑張っていて、すごい」。選手の誘導係をした下里規矩(もとのり)君=下地中3年=は「フルマラソンの倍以上の距離を走るのは大変。いつか自分も挑戦してみたい」と話した。

 夕暮れになり、冷え込む体を温めたのがJAおきなわ宮古地区の女性部の豚汁の炊き出し。上地洋美さん(59)は「体も心も温めたかった。選手がおいしい、って言ってくれて作ったかいがありました」と笑っていた。