宜野湾市のコールセンター(本社・東京)従業員33人が解雇通告された問題で、同社が通告を出す2カ月前の昨年10月中旬まで、公的機関のハローワーク(HW)の職業紹介を通して従業員の採用活動をしていたことが分かった。(篠原知恵・西江昭吾)

 関係者によると、同社は2012年に宜野湾事務所を開設した当初からHWを利用。本社の社長の方針で、昨年10月中旬にHWへの求人票の提出を中止した。

 この間、HWの職業紹介で入社した従業員は「かなり多かった」(同関係者)が、実際の業務が求人票と異なるとして辞職した人も少なくなかった。

 一方で同社の社長は通告前の昨年11月、金沢市に別会社の支店を開設。宜野湾事務所と同じようなコールセンターのパートを募集中だが、この求人もHWを利用しているという。

 労働組合の前田和彦委員長は「公的窓口として責任をもち、問題ある企業や関連会社の求人は受け付けないでほしい」としてHWの積極的な対応を求めた。