沖縄防衛局は、名護市辺野古の新基地建設に向けた海上作業を15日に再開する準備を進めている。昨年11月の知事選、同12月の衆院選沖縄選挙区で建設反対の民意が示されてから本格的な作業は初めて。キャンプ・シュワブのゲート前では13日も、抗議活動が繰り返された。

 翁長雄志知事は13日、辺野古沿岸の埋め立てを仲井真弘多前知事が承認した経緯を検証する専門家チームについて「人選を含め、9合目まで来た」と今月中旬に発足させる考えをあらためて示した。与党県議などは検証終了までの作業中止を訴えており、海上作業が始まれば反発は強まる。

 防衛局は15日以降、海上保安庁のゴムボートが利用する浮桟橋や、工事区域を明示するフロート(浮具)の設置、300メートル規模の仮設岸壁の建設工事などに入る。

 春以降、護岸やケーソンの設置など埋め立て本体工事に着手する。