【名護】ヘリ基地反対協議会のダイビングチーム・レインボーのメンバーが12日、名護市大浦湾でユビエダハマサンゴ群集の一部が破壊されていることを確認した。メンバーによると群集がある場所は、沖縄防衛局が警戒船を停泊させていた付近といい、船のアンカーが原因の可能性があるという。

白く、新しい傷口が続く、破壊されたサンゴ=12日、名護市の大浦湾(ダイビングチーム・レインボー提供)

白く、新しい傷口が続く、破壊されたサンゴ=12日、名護市の大浦湾(ダイビングチーム・レインボー提供)

 ユビエダハマサンゴ群集は大浦湾の海底に幅約15~30メートル、長さ100メートル以上で広がっている。

 確認されたのはアンカーで引きずったような幅50センチ、長さ10メートルと5メートルほどの跡2カ所や、アンカーを落とした際に傷ついたような跡など約5カ所。また古い跡では幅1メートル以上、長さ5メートルほどの破壊があった。

 潜った男性は「明らかに人為的な力による傷」と強調。「群集付近で停泊している船を何度も注意したこともあるし、海が荒れている時は船が付近に避難しているという話もある」と語り、警戒船による破壊の可能性を指摘した。