【大宜味】重要無形文化財「芭蕉布(ばしょうふ)」保持者で人間国宝の平良敏子さん(95)が7日、村役場を訪れ手織りの芭蕉布を寄贈した。生まれ育った村への感謝を込め、縦47センチ横80センチの芭蕉布を丹精込めて織り上げた。

生まれ育った大宜味村に手織りの芭蕉布を寄贈した平良敏子さん(右)。受け取る宮城功光村長=7日、大宜味村役場

 布に描かれた風車は、芭蕉の繊維を使い分けることで回っている様子を表現した。

 平良さんは来年2月で数え97歳のカジマヤーを迎える。寄贈した芭蕉布には「童から今に 関わりたる印 風車ぬ年に 手形残さ」と詩を添えた。

 宮城功光村長は「すばらしい手織りの芭蕉布を頂き村として誇りに思う。平良さんが健康で長生きしてくれていることがなによりうれしい」と感謝を述べた。

 贈られた芭蕉布は村長室に飾られる。