【東京】防衛省の2015年度予算では、与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備のための宿舎用地取得費などとして2億円を計上した。15年度末までに150人規模の配備完了を目指す。在日米軍等駐留関係費(思いやり予算)や基地周辺対策などの沖縄関係分は総額1666億5300万円(前年比0・1%増)で、前年度とほぼ同額を計上した。

2015年度米軍再編関係経費【沖縄関連】

 南西地域の警戒態勢の強化に向けて、航空自衛隊那覇基地のF15戦闘機部隊を2個飛行隊化させ、第9航空団(仮称)を15年度末までに新編する。築城基地(福岡県)のF15約20機を那覇に移動させ、約2倍の規模で発足し、約300人が増員される。

 宮古、石垣両島を対象にした部隊配備検討のための現地調査は約2千万円を計上。具体的な配備先の検討を進める。

 新規事業として500万円が計上された本島内での医療体制の調査は、自衛隊那覇基地内の病院と民間病院の間の搬送経路、連携など沖縄の医療体制を調べ、医療体制の把握を目的としている。在沖米海兵隊のグアム移転費は、北マリアナ諸島の訓練場設計費など17億円を計上した。