米軍普天間飛行場の返還に伴う新基地建設に向けて作業が進む名護市辺野古のキャンプシュワブのゲート前では16日午前、座り込み抗議をする市民約40人に対し機動隊100人が排除にあたるなど、混乱が続いている。

キャンプ・シュワブのゲートを封鎖し、市民を排除する警察官に抗議する反対市民ら(手前)=16日午前8時30分、名護市辺野古

 午前8時半過ぎ、新ゲート前で座り込む市民に対し、警察が「車道に座り込む行為は道交法違反」と警告。同時に現在閉鎖されている旧ゲート前では一部の市民が柵を越えて中に進入した。「柵を壊すと器物損壊になる」と叫ぶ機動隊と、「海を壊すのはいいのか」と市民の怒号が飛び交い現場は騒然となった。

 作業が再開した海上ではクレーン車が浜辺でオイルフェンスをつり上げる様子が確認された。新基地建設に反対する市民は船やカヌーに乗り、浮桟橋近くの水域で抗議。午前9時半には、海上保安庁のボート4隻と市民の船3隻、カヌー13艇が張り巡らされたオイルフェンス付近で入り乱れ、海上は騒然となった。