沖縄県内全ての有料観光施設16施設を運営する12社が20日、一般社団法人「美ら島観光施設協会」を設立することが16日分かった。観光施設に特化した業界団体はこれまで県内ではなく、人材育成や集客面で相互に連携を深め、業界の課題を共有し活性化策の構築につなげる考えだ。(座安あきの)

美ら島観光施設協会参加施設・企業一覧

 観光の形態がかつての団体旅行から個人旅行へと移行する中、施設単独では十分な情報発信ができないなど課題があった。

 2013年4月に、ビオスの丘を運営するらんの里沖縄の内田晴長社長らの発案で、県内の観光11施設間のルートや所要時間を案内する「観光道案内 美ら島まーい」のホームページを開設。この事業を通して初めて業界の連携が生まれたことで、参加企業が継続的な取り組みの必要性を共有、協会設立へと動いた。

 協会では、個人が自由に旅行計画を組む中で、各観光施設の特徴や回りやすいルートの情報発信の仕組みを整えるほか、共同企画のイベントなどを通して集客力のアップにつなげる。行政機関に対しても観光施設の課題や企画案などを示しながら連携を求める考え。