沖縄防衛局は16日、米海兵隊普天間飛行場所属の攻撃ヘリコプターAH1Wスーパーコブラが15日午後5時半ごろ、渡名喜村の出砂島射爆撃場の南西海上を飛行中に三つの装備品を落下させたと県など関係自治体に通知した。いずれも金属製のミサイル発射装置で重さ109キロのヘルファイアミサイルランチャーと65キロのミサイルポッド、さらに34キロの燃料タンクの三つで、計208キロに上る。県や渡名喜村、宜野湾市は「一歩間違えれば大惨事につながる」と憤慨し、原因究明や安全管理の徹底を強く求めている。

普天間飛行場周辺を飛行する米海兵隊のAH1W攻撃ヘリ。○で囲んだ部分がミサイル発射装置=2008年12月撮影

AH1Wの部品が落下した出砂島射爆撃場空域

普天間飛行場周辺を飛行する米海兵隊のAH1W攻撃ヘリ。○で囲んだ部分がミサイル発射装置=2008年12月撮影 AH1Wの部品が落下した出砂島射爆撃場空域

 民間地域への被害は確認されていない。燃料タンクは予備的なものとみられ、中身は空っぽだった。海兵隊によると、ミサイル発射装置には実弾などの火薬類は装填(そうてん)していなかったという。取材に対し、詳しい原因などを明かしていない。