染織家として、琉球王国時代の紅型の復元や後進の育成など伝統継承と発展に尽力した藤村玲子(ふじむら・れいこ)さんが17日午前8時46分、心不全のため那覇市内の病院で死去した。77歳。那覇市出身。告別式は20日午後2時から2時45分、那覇市銘苅3の22、サンレー那覇北紫雲閣(弥生の間・3階)で。喪主はおいの比嘉洋一(ひが・よういち)さん。

藤村玲子さん

 紅型復興に尽力した第一人者の故城間栄喜氏に10代前半で師事、20代だった1963年に独立し「藤村紅型工房」を設立した。紅型の復元のほか、琉球舞踊の舞台衣装も手掛けた。

 97年には県指定無形文化財「びん型」保持者に指定された。99年に沖縄タイムス芸術選賞大賞を受賞、2002年に伝統文化ポーラ賞・優秀賞、09年に沖縄タイムス賞(文化賞)を受賞した。