12日午後3時ごろ、沖縄県大宜味村津波の平南川中流にある「ター滝」周辺で、米軍人や幼児を含む外国人18人が大雨による川の増水で立ち往生した。国頭地区行政事務組合消防本部が救助にあたり、午後7時21分、全員を救助した。けが人はなかった。

救助され、米軍の憲兵隊員(左)と話す外国人の家族連れ=12日午後7時すぎ、大宜味村津波

救助され、米軍の憲兵隊員(左)と話す外国人の家族連れ=12日午後7時すぎ、大宜味村津波

 国頭地区は12日朝から激しい雨が降り、沖縄気象台は国頭村や名護市に大雨警報を発令していた。川の散策路入り口には、日本語と英語で増水に注意を呼びかける看板が設置されているが、米軍人らは川上りをしたとみられる。

 国頭地区消防本部によると、午後3時7分に嘉手納基地を通じて「十数人が川に取り残されている」と救助要請があった。

 4人が自力で駐車場のある散策路入り口まで戻ったが、幼児2人と小中学生くらいの子ども3人を含む14人が上流約500メートル地点で、動けなくなった。

 救助隊が川の両岸にロープをかけ、流されないように一人一人を支えながら対岸まで誘導し、救助した。平南川では昨年も増水で男性2人が救助され、2012年には41人が一時孤立した。