第18代琉球国王の尚育王(在位1835~47年)による直筆の漢詩が、やしゃごの漢那肇さん(74)=神奈川県鎌倉市=の自宅で見つかり、修復が進められている。3月までに完了し、那覇市の首里城公園で一般公開される見通しだ。

第18代琉球国王の尚育王による直筆の漢詩(沖縄美ら島財団提供)

 漢那さんが母の遺品を整理中に発見。縦131センチ、横57センチの絹地に唐の詩人、宋之問の詩が壮麗な字体でしたためられている。「中国皇帝の行列が近づいてくる様子が高台から望める」という意味の漢詩で、文末に尚育王の署名と落款もある。