米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古への新基地建設作業で、沖縄防衛局は20日、前日に大浦湾側へ設置したオイルフェンスを延長した。作業前には、海上保安庁の職員が建設に反対する市民らの船を一斉に制止。船上でもみ合う場面もあった。

オイルフェンスのそばで、海上保安官に排除されるカヌー隊のメンバー=20日午前11時すぎ、名護市辺野古沖

 新たなオイルフェンスの設置は午後2時すぎから開始。直前には、海保職員がフェンスや作業船に近づく市民らの船に乗り込み、船を拘束した。設置作業は同5時まで続けられ、フェンスは瀬嵩の集落近くまで延ばされた。

 キャンプ・シュワブの新ゲート前では最大で100人以上が集まり、抗議を続けた。

 市民団体「基地の県内移設に反対する県民会議」は23日正午から、那覇市港町の第11管区海上保安本部前で抗議集会を開く。