中国・上海を拠点に服飾デザインや輸入業などを手掛ける上海沁芮(チンヌイ)貿易有限公司(チン・ルー社長)は3月中旬、上海に沖縄物産を販売するアンテナショップ「SAKURA TREE」を開く。沖縄県産品を輸出する福州六本木貿易有限公司(福建省、陳錦其(チェンジンチー)社長)の総代理店として泡盛や健康食品、雑貨など約100種類の県産品を販売する。店舗では試食や音楽などで沖縄をアピール、ネットでは人気ブロガーが情報を発信し、相乗効果を高める。両社は21日、豊見城市内で代理店の契約を交わした。

沖縄物産のアンテナショップ開設に向けて、代理店契約を結んだ上海沁芮(チンヌイ)貿易有限公司のチン・ルー社長(右から3人目)と六本木貿易有限公司の陳錦其社長(同4人目)=豊見城市、沖縄特産販売

 初年度は売り上げ約1億円が目標。上海沁芮のチン社長は「上海でも沖縄は観光地として一定の知名度がある。商品も品質が高く消費者に受け入れられる」と強調。「旅行経験者には懐かしさを未体験者には五感で沖縄を感じてもらいたい」と話し、沖縄物産を皮切りに他の日本産品の取り扱いも増やす考えを示した。