翁長雄志知事は22日までに、名護市辺野古の新基地建設で埋め立て承認を検証する「第三者委員会」(仮称)の発足に伴い、沖縄防衛局に海上作業を中断するよう要請する方向で検討に入った。第三者委の委員を務める専門家の人選確定は来週に延期される見通しで、発足に合わせて要請文を送付する考え。

 現時点で県に海上作業の中止を求める法的権限はないとみて、要請文では検証終了まで作業を中断するよう「配慮を求める」などの表現で調整している。

 知事は23日に第三者委の発足を発表する予定だったが、委員への就任を打診している環境分野の専門家2人との調整が残っている。

 これまで知事は、第三者委が検証を終えるまで作業の中止を求めるか明言していなかった。一方、辺野古海域ではフロートやオイルフェンスの設置など、基地建設に向けた作業が本格化している。