沖縄県は海外メディアを活用し、観光と物産をリンクさせた誘客プロモーションを展開するため、タイのテレビ局・タイ王国チャンネル3のリポーター、スタッフを17日から沖縄に招聘(しょうへい)している。女性富裕層向けの情報番組「Jaew」(ジャウ)で、2月に沖縄特集として放映。番組と連動し、みたのクリエイト(中城村)がバンコクで経営する居酒屋「目利きの銀次」で、県産食材を使った新メニューを紹介するほか、旅行業のHISがツアー商品を販売。ネットでも情報発信し相乗効果を高め、沖縄の認知度アップを図る。

沖縄観光のPR番組収録のため、県庁を訪れたタイ王国チャンネル3のスタッフ、県の湧川盛順部長(左から3人目)=県庁

 物産と観光と絡めた海外向けのPR番組制作、飲食店やツアーなど具体的な消費行動につなげるプロモーションは県内で初めてという。事業はパム地域産業研究所(今村展大社長)が受託。北海道の事例を参考に、企画を立てた。

 番組スタッフらは約1週間の滞在をし、美ら海水族館や首里城など県内35カ所の観光地やイベント、飲食店を取材。23日、県に湧川盛順文化観光スポーツ部長を訪ね、収録を兼ねて意見交換した。