【糸満】被爆ピアノ平和コンサート&平和を語る会in沖縄(8・6ヒロシマ平和の夕べ主催)が23日、糸満市の平和祈念公園であった。平和の礎に祖父の名前が刻まれている男性らが「さとうきび畑」「月桃」などを奏でた。

原爆の爆風で刺さったガラス片の痕が残る被爆ピアノが奏でられたコンサート=23日、糸満市摩文仁

 被爆ピアノは、広島市の被爆者・岩田守雄さん(80)の父が購入し1945年、爆心地から約1・5キロの岩田さん宅で被爆した。ガラス片が刺さった痕が多く残る。戦後も岩田さんが愛用、昨年4月からは、同市のピアノ調律師矢川光則さん(62)が管理する。

 募集に応じ、3曲を弾いた読谷村の山内哲也さん(24)は「礎に刻まれている祖父に思いを込めて弾いた」と話した。その後、平和祈念資料館でも演奏した。

 コンサートは24日午後3時から名護中央公民館、25日午後2時から読谷村波平公民館である。参加費千円(高校生以下無料)。問い合わせは事務局、電話090(8363)8949。