県中学校総合体育大会最終日は26日、軟式野球の決勝が行われ、大宮が北谷を1-0で退け、初優勝を果たした。大宮は三回1死一、二塁、上原瞬の中前適時打で先制。投げてはエースの岸本舞菜斗主将が1安打完封した。

優勝をした大宮

大宮―北谷 北谷打線を1安打に抑え完封した大宮の岸本舞菜斗=沖縄セルラースタジアム那覇(長崎健一撮影)

優勝をした大宮 大宮―北谷 北谷打線を1安打に抑え完封した大宮の岸本舞菜斗=沖縄セルラースタジアム那覇(長崎健一撮影)

 大宮、北谷は8月に宮崎で行われる九州大会に出場する。

■エース岸本 1安打完封

 虎の子の1点を守り切った大宮が北谷を1-0で退け、初優勝。6月の国頭地区大会を初制覇した勢いそのままに、県の頂点まで駆け上がった。1安打完封と完璧な投球でチームを引っ張ったエースの岸本舞菜斗主将は「今までにないくらい、最高の気分」と喜びに浸った。

 前日の準決勝も完封した右腕は連投の疲れから肩肘が張り「調子はよくなかった」という。それでも7回を投げきるため、直球で押す普段のスタイルから緩急を使う投球に切り替え、凡打の山を築いた。三振はわずか1ながら、13のフライに打ち取り、毎回の三者凡退。二塁を踏ませない圧巻の内容だった。

 打たれた1安打も、高くバウンドした打球が内野手の頭上を越えたものだった。80キロ台の変化球を低めに集めるコントロールは抜群で「体に負担があった中では、いいできだった」とうなずいた。

 打線は7安打1得点の内容。高良重雄監督は「残塁が多かったが、ワンチャンスを逃さず、粘って守れたのは大きかった。九州大会ではいつも通り、積極的に攻める野球を貫きたい」と語った。岸本は「九州も全員野球で優勝を目指す。あっちでも1番の投手になりたい」と腕をまくった。(勝浦大輔)