スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO」の操作中による事故などが全国で多発する中、県内でもトラブルが出始めている。「部外者が敷地に入ってくる」と、企業からの相談が寄せられた那覇署は「事件・事故に発展しないよう気をつけて」と注意を呼び掛けている。

「ポケモンGO」による歩きスマホに注意を呼び掛ける張り紙=26日、那覇市・天久りうぼう

 那覇市の大型スーパー、天久りうぼうの宜保直司店長によると、ゲームに夢中になった男子小学生が商品棚にぶつかりそうになり、寸前で店員が止めたという。店側は入り口に“歩きスマホ禁止”の張り紙で注意喚起している。

 宜保店長は「ゲーム中のお客さまに注意を呼び掛けたのは4件。画面を注視しているので非常に危ない」と危惧。店内は昼前や夕方の時間帯、買い物客で混雑し、高齢者や妊婦も多く、「客同士の衝突事故やけが人はないが、声掛けなどでしっかり注意喚起していきたい」と話した。

 25日午前6時25分ごろには那覇署に「20代男性が那覇市若狭の歩道上で寝ている」と通報があった。同署によると、男性は「ポケモンGOをしている最中に休憩していた」と説明。アルコールも検知されなかった。

 また、ゲーム上のアイテムがもらえるスポットに設定された市内のある企業から、「全く関係ない人が敷地内に入って来る。どうしたらいいか」との相談もあったという。