飛行機に乗るということは一大イベント。数カ月前から旅行のためにお金を貯め、ガイドブックを読んでは観光スポットを逃すまいと、まるで時間割のような1日の計画を立て、期待に胸を膨らませ…という感覚は実は、20代後半の僕には少し久しい感覚なのかもしれない。
 もうちょっと納税しないとなぁと思う所得ながらも、趣味である競馬観戦や大相撲観戦、冬場の温泉になんとなく行けているのは、格安航空であるLCCの交通網がここ数年で著しく拡大したのと、私が独身という環境のたまものだろう(アメリカンスタンダップコメディな言い回しになってしまったのはご愛嬌)。
LCCには求めすぎないのが流儀



  LCCは「ローコストキャリア」の略称だ。「レガシーキャリア」と呼ばれるANA(全日空)やJAL(日本航空)といった従来の航空会社とは区別されている。フルサービスのレガシーキャリアに対し、機内サービスや受託手荷物の有料化、予約を変更する際の手数料発生、欠航の場合は自己負担などといった徹底したコスト管理がなされている。宿で例えるところの「素泊まり」のようなイメージだ。そう、サービスが手薄いからといって、「あーだこーだ」言ってしまうと、格安運賃なんだからそのくらい察しろ!という雰囲気が充満するのは覚悟の上で。


LCC天国の沖縄


  早くも断言しよう。

  沖縄は国内トップクラスのLCC天国である。2015年9月現在、那覇空港に乗り入れている航空会社と路線は、Jetstar(ジェットスター)が成田・関空・中部、 VanillaAir(バニラ・エア)が成田、peach(ピーチ)が関空・福岡・台北・仁川・香港・韓国。海外の航空会社では、JINAIR(ジンエアー)、JejuAir(チェジュ)、tway(ティーウェイ)航空が韓国の仁川空港に、さらに今年6月にはタイガーエア・台湾航空が台北に就航するなどアジア路線の新規就航も年々増えている。

  加えて、シンガポールのSilkair(シルクエア―)は今後の展望として定期就航に意欲的で「沖縄を日本のゲートウェイにしたい」と言う発言も飛び出した。(参照:2015年7月24日付・沖縄タイムス経済面「翁長知事、航空2社に定期便就航を要請 シンガポール」http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=125525)

  年間観光客1000万人という目標を掲げる沖縄県は積極的にトップ会談を行っている。今後も新規就航のニュースは続くだろう。

ピーチ、那覇-石垣就航=2013年09月、那覇空港

LCC・レガシーキャリアの年代別割合

LCC・レガシーキャリアの前回訪問時期別割合

LCC・レガシーキャリアの同行者別割合

機体に乗り込むLCC利用者=2012年10月、那覇空港・LCC専用ターミナル駐機場

ピーチ、那覇-石垣就航=2013年09月、那覇空港 LCC・レガシーキャリアの年代別割合 LCC・レガシーキャリアの前回訪問時期別割合 LCC・レガシーキャリアの同行者別割合 機体に乗り込むLCC利用者=2012年10月、那覇空港・LCC専用ターミナル駐機場