1月26日、奥平康弘先生が亡くなった。先生は、「表現の自由」研究の権威だ。理論的に緻密でありながら、温かく繊細な人間性を併せ持つ先生の研究は、憲法学の模範だった。奥平先生が常に強調したのは、「表現の自由は、個人のエゴの表出のためではなく、社会を良くするためにある」ということだ。