沖縄を拠点に活動している音楽家、台湾でも都市部から離れた東部を拠点に、海外との交流を持ちたいと動いている音楽家がいます。
 その土地に根差し、互いに協力し合い、国を跨いでも音楽活動を通じ関係が近づいている様子をご紹介致します。

Suming feat Kachimbaの台湾ライブの模様=2014年7月、台北市のライブハウスレガシー

ソロ活動を始めたスミンは2013年10月、熊本城特設ステージで開催された「アジアンホリデー」に出演した

「Kachimba4」は4人編成。左からシュウ、タロウ、キケ、ユイ

八重瀬町立白川小学校で公演。児童らとタッチするKachimbaのメンバーら=2015年

AMIS MUSIC FESTIVALの 開会式の様子=2014年10月、台湾台東縣都蘭

リハーサルスタジオで和やかな表情を見せるSuming(写真中央)=2015年1月、沖縄県宜野湾市

「E'tolan × Okinawa Island Scenery 都蘭×沖縄<海島風光> 」

Suming feat Kachimbaの台湾ライブの模様=2014年7月、台北市のライブハウスレガシー ソロ活動を始めたスミンは2013年10月、熊本城特設ステージで開催された「アジアンホリデー」に出演した 「Kachimba4」は4人編成。左からシュウ、タロウ、キケ、ユイ 八重瀬町立白川小学校で公演。児童らとタッチするKachimbaのメンバーら=2015年 AMIS MUSIC FESTIVALの 開会式の様子=2014年10月、台湾台東縣都蘭 リハーサルスタジオで和やかな表情を見せるSuming(写真中央)=2015年1月、沖縄県宜野湾市 「E'tolan × Okinawa Island Scenery 都蘭×沖縄<海島風光> 」

台湾東部、台東都蘭を拠点に活動する音楽家、Suming(スミン)


 2010年に、沖縄県主催で開催された音楽イベント「musix2010」に出演した台湾原住民のメンバーで構成されるバンド「TOTEM」(トーテム)のボーカルとして、彼は初めて沖縄に来ました。
 彼の部族「アミ族」の存在は、エニグマの1993年のヒット曲、『Return to Innocence』に、郭英男(ディファン)の歌声が起用されヒットしたことで注目されます。
 アミ族には書き言葉が無く、祭りの時に、歌で物事を伝えます。スミンは幼少の頃より自然の中で育ち、娯楽と言えば、近くの教会でピアノを弾き、歌を歌い、ギターで遊ぶ毎日。思春期になると、流行にあこがれ都会に出て、バンドでの成功をつかみたいと台北に向かいます。
 2010年にSumingとしてソロデビュー後、アメリカ、カナダ、フランス、などへ遠征も経験。翌年には台湾のグラミー賞といえる金曲奨(ジンチュウジャン)を受賞するなど、台湾国内で評価されるようになりました。
 彼が作り出す歌は、先住民族が引き継いできた独特のメロディや歌いまわしを大切にし、詞は、故郷の風景や家族へ愛情を描いたものが多いのが特徴。
 台北を中心に活動して行く中で、自分の音楽活動の本質に気づいた彼は、台東の都蘭(ドゥーラン)に戻り、ライフワークとして、先住民族の民謡や踊り、手工芸、言葉など文化保護するため、地域の子供たちに向けての活動を始めています。
※Sumingの活動を紹介するサイト http://www.btpbtp.com/suming.html

沖縄を拠点に活動する音楽家、Kachimba(カチンバ)


 Kachimba(カチンバ)は、1998年に大城太郎の呼びかけにより結成したオキナワンサルサバンド。 沖縄民謡をサルサにアレンジし、独自の世界を開拓し活動しています。2001年にラテン音楽の本場キューバに渡航し、4度にわたり公演を開催し成功を収めます。
 沖縄を拠点に海外への活動も積極的に行い、シンガポール、香港、韓国にも出向き、海外有名ミュージシャンと共演。傍ら、バンドメンバーで宜野湾市に飲食店ミルベッソ(Mil−besos)を経営し、沖縄を拠点に音楽活動を行っています。現在は県内の小中高芸術鑑賞会を勢力的に行い、音楽を通じ学校教育にも積極的に取り組むようになりました。