沖縄のエンターテインメント!と言えばとても聞こえが良く、凄く華やかなものがイメージされる。実際、沖縄は芸能や文化が盛んで熱心な方が多い。趣味やサークル活動、お笑い、演劇、ネット、地域舞台など今どのような流れになっているのか。誠に勝手ながら、私が分かる範囲でお伝えしようと思う。
 沖縄で“熱い”エンタメの一つとして、現代演劇があげられると思う。ひーぷーさんこと真栄平仁さん率いる劇団OZE、しんちゃんさんこと津波信一さん率いるチームスポットジャンブルを筆頭に、さまざまな劇団とフリーの劇団俳優さんが躍動、福永武史が主宰を務めるわが街の小劇場のような馴染みやすい劇場が元気だったり、お笑いの方や、川満彩杏さんのようなモデルの方が舞台に立ち、更なる認知度を高める要因になっている。
 本土からの“風”も後押ししている。今年5月に上演された、宮藤官九郎作の舞台などは、チケットが高額だったにも関わらず県外のお客様を中心に那覇市民会館を満杯にし、Tee.Tee.Teeでは全国でも有名な演出家宮本亜門さんを起用した。これからも本土発の質の高い演劇が増えてくれば、観光というコンテンツと有機的に繋げ面白い企画が生みだされていくだろう。演劇はこれからもまだまだ可能性を感じるエンタメだが、まだまだ沖縄現代演劇の一般への認知度は低く、どうすれば根付いていくのか、という着地点をまだどこも見いだせてないような気がする。
 沖縄のお笑い界はまさに戦国時代! オリジン、FEC、沖縄吉本を軸に熱を帯びている。お笑いコンテストやお笑いライブはいずれも大盛況で、沖縄お笑い界の黄金時代を感じさせる。
 沖縄のお笑いは、ゴーヤー親方こと普久原あきらさんや川満せんせいこと川満聡さん、ゆうりきやさんたちが出演し人気を博した番組お笑いポーポーからブームが始まり、お笑い米軍基地のような一般の方々にも認知度の高いコンテンツが生まれた。更にお笑いの歴史が、ネットという新しいメディアとつながり、「じゅん選手」のブレークの引き金になった。
 沖縄のお笑い界にも本土からの風が吹いている。本土大手のお笑い事務所「吉本興業」の本格的な進出だ。2009年から主催してきた沖縄国際映画祭は沖縄に欠かせないイベントになっており、更にはタレント養成所の設立、沖縄三越跡地に常設劇場をつくる話もある。これからの沖縄お笑い戦国時代はますます激しいものになり、その“熱”は当分続きそうだ。

各劇団注目の3俳優を取り上げた新聞記事(2014年10月21日付沖縄タイムス)

【地域文化発信イベント 識名園友遊会】

各劇団注目の3俳優を取り上げた新聞記事(2014年10月21日付沖縄タイムス) 【地域文化発信イベント 識名園友遊会】