こんにちは。今回で「島人の宝・塩」も3回目ですね。前回まで沖縄の塩の良さや特徴について書きましたが、今回は、その塩と沖縄の食についての関係についてお伝えします。

塩豚

モズク

アクア・パッツァ

たくさんの塩

塩豚 モズク アクア・パッツァ たくさんの塩

 その前に、みなさんなぜ「塩」を「マース」と発音するのか、ご存じでしょうか?

 もともと「しお」は「真潮」と表記されていました。「真」には強調の意味合いがありますし、「潮」は海水を表しますので、海水を煮詰めて収穫されるものということで、そのような表記になったと推測されます。そして、その読み仮名が「真(マ)潮(ウス)」だったため、「マウス」→「マース」と呼ばれてきました。沖縄ではどうやら本土復帰と専売制度を境に「真潮」という表記が薄れ、「塩」という漢字が一般的に使われるようになったようですが、「マース」という読み方だけは残ったのです。

 考えてみれば、現在使われている「塩」という漢字には「土」が入っていて、これは岩塩が採掘される大地を指しています。しかしながら日本には岩塩層はないので、純国産の塩はすべて海水から作られており、そういう意味では本当は「海」を表す「潮」という表記が正しいのかもしれませんね。