壺屋は個性的な窯元が集い、歴史に根ざした作品が日々生み出されている焼き物の町。伝統を重んじながら若者たちが多く育ち、町の活性会に力を入れている。今回はそんな若い世代の中心的存在である高江洲若菜さん(32歳)に話を伺った。

高江洲若菜さん

育陶園本店

落ち着いた大人向けの作品がそろう「Kamanny(カマニー)」

若菜さんと母である女将の啓子さん

女性向けの商品をそろえた「Gumaguwa(グマグヮー)」

育陶園のシーサー

高江洲若菜さん 育陶園本店 落ち着いた大人向けの作品がそろう「Kamanny(カマニー)」 若菜さんと母である女将の啓子さん 女性向けの商品をそろえた「Gumaguwa(グマグヮー)」 育陶園のシーサー

 若菜さんは壺屋の老舗、父の高江洲忠さんが窯元である育陶園の長女として生まれ、幼い頃から焼き物に囲まれて育った。現在は育陶園の企画・営業をメインに担当し、壺屋やちむん通り会のメンバーとして祭りなどの行事に積極的に参加している。

 「8年前に有限会社となった育陶園では、伝統的な作品以外に20代〜30代の若い世代向に女性陶工による作品を取り扱うなど、コンセプトが違う3店舗を展開して幅広い年齢層から人気を得ていますが、最近大きな転機を迎える事になりました。シーサーや皿、壷などを別々に作成していた工房を一カ所に集約しました。その事もあった為か、陶工さん同士も結束力が高まり育陶園が一つのチームというか、なんだか一つの家族のような感じになりました」と若菜さんは語る。