東京へ


先月末、東京へ行ってきた。久しぶりの旅行ということもあって、6月に入ったあたりからずっと浮き足立っていた。いつも飛行機では寝てしまうのに、この日は持っていった本をなんとなくめくりながら、機内オーディオから流れる80年代ポップスをくり返し聴いていた。

羽田空港に着いて、すぐにSuicaを買った。改札にカードをかざし、澄ました顔で通り抜けながら「便利だなあ」とこっそり驚く。前に来たときはSuicaもPASMOも無くて、電車に乗り慣れない私は切符一枚買うのにだって難渋したのに。

山下書店南行徳店(千葉県市川市南行徳)。地下鉄の駅を出てすぐのところにある。(撮影:高橋佐和子さん。サイト「空犬通信」より)

「BOOKSルーエ」では階段の踊り場も利用してさまざまな展示を行っている。下から上がってくる人の目線に合わせた展示にも感心。(撮影:空犬さん。サイト「空犬通信」より)

「史上初?! 海苔と本がコラボ」とポップがついた山下書店南行徳店の棚。(撮影:高橋佐和子さん。サイト「空犬通信」より)

加藤海苔店の方の「若い人に海苔をもっと食べてほしい」という一言を高橋さんが聞き、この企画が生まれたという。(撮影:高橋佐和子さん。サイト「空犬通信」より)

花本さんが精魂込めて作る棚は、「BOOKSルーエ」の<顔>になっているという。(撮影:空犬さん。サイト「空犬通信」より)

花本さんの思いのたけがびっしり書かれた大判ポップ。(撮影:空犬さん。サイト「空犬通信」より)

山下書店南行徳店(千葉県市川市南行徳)。地下鉄の駅を出てすぐのところにある。(撮影:高橋佐和子さん。サイト「空犬通信」より) 「BOOKSルーエ」では階段の踊り場も利用してさまざまな展示を行っている。下から上がってくる人の目線に合わせた展示にも感心。(撮影:空犬さん。サイト「空犬通信」より) 「史上初?! 海苔と本がコラボ」とポップがついた山下書店南行徳店の棚。(撮影:高橋佐和子さん。サイト「空犬通信」より) 加藤海苔店の方の「若い人に海苔をもっと食べてほしい」という一言を高橋さんが聞き、この企画が生まれたという。(撮影:高橋佐和子さん。サイト「空犬通信」より) 花本さんが精魂込めて作る棚は、「BOOKSルーエ」の<顔>になっているという。(撮影:空犬さん。サイト「空犬通信」より) 花本さんの思いのたけがびっしり書かれた大判ポップ。(撮影:空犬さん。サイト「空犬通信」より)

まずは大きな本屋さんへ行こうと、池袋へ向かう。駅の外は雨だった。小さい折りたたみ傘を開いて歩き出して、沖縄だとこんな傘は役に立たないのにと思う。東京の雨は優しくて穏やかだ。

旅の目的は、本屋さんめぐり。そしてブックンロールである。

本と音楽の融合


「ブックンロール Book'n'Roll」とは、街の書店さんや出版関係者らが出演し、本や書店に関するトークをしたり、音楽ライブをしたりというイベントだ(http://bit.ly/1qJQjBH)。今年で5回目で、主催者である空犬(そらいぬ)さんのTwitterでブックンロール開催を知った時に、「あ、これだ」と思った。

去年、「ブックパーリーNAHA」というブックイベントに実行委員の一人としてかかわったこと、そのついでにテーマソングを勝手に作って、書店や古書店の皆さんとバンドを結成したことも頭をよぎった。

本と音楽は、相性がいいのだ。

主催者や出演者の方とは一面識もないのに、書店員でもないのに、あまつさえ東京での開催だというのに、絶対に行きたい。前売り開始の日をカレンダーにマークして、申し込みのメールを送ったら、空犬さんからすぐに返信が来た。「おそらく、当日の参加者のみなさんのなかで、もっとも遠いところからのご参加になるかと思います」と書かれていた。