今、全国で「ローカルアイドル」が盛り上がりつつあります。

「瀬長島ガールズ・ポップ・フェスティバル2014」のホームページ

 ローカルアイドルとは、大雑把に言うと「地方で結成し活動するアイドル」を指します。現在では全国でその数400を超え、沖縄県内でも近年ローカルアイドルが数多く結成されております。町おこしや特産品のPRで結成されることが多く、AKB48人気や「あまちゃん」ブームが追い風となり全国的なムーブメントとなっています。
 安室奈美恵さんや仲間由紀恵さん、SPEEDなど、これまで多くのアイドル・タレントを輩出している沖縄ですから、将来この中から大きく羽ばたく逸材がいるかもしれません。

 しかしアイドルの育成・運営は簡単ではありません。

 まずはメンバー集め。通常、ローカルアイドルでメンバーを探す際はオーディションを開催するところが多いのですが、募集地域が限定されますので、良い人材を集めるのはかなり難航するでしょう。

 そして一番苦労するのが練習です。特に初期段階では、みんな基本的に素人。最低でも週3回で2カ月間は集中的にダンス・ボーカルを特訓しないと、お客様にお見せできる最低限のパフォーマンスすら危ういです。集まっている子たちは中高生でしょうから、まずは学業を優先させなければなりません。そんな中、時間を捻出し、練習場所を確保し、全員が一カ所に集まって練習する―。これを継続するのは困難です。

 オリジナル曲を用意する必要もあります。全国へアピールするのならば、ある程度のクオリティの楽曲を用意しなければなりません。

 特にローカルアイドルの歌に見落とされがちなのが、歌い方の指導です。メロディに間違い・勘違いはないか、「行く」を「いく」と発音するか「ゆく」と発音するか、長音を何拍伸ばすか。ちゃんと決めずに歌っているローカルアイドルもよく見かけます。些細な事に思われるかもしれませんが、そこをおろそかにしては歌がバラバラで聞き取りづらなり、たとえ曲を著名な作詞家・作曲家に依頼しても、台無しになります。

 そしてステージパフォーマンス。歌とダンスだけでなく、登場から退場までのトークや振る舞いも重要です。印象良く、お客様に活動の目的等しっかりアピールすることも指導する必要があります。