どうもご無沙汰してすみません。もはやずいぶん昔の話みたいで、あなたが忘れそうな話などを、思い出す程度に復習しましょうか。

辺野古空撮(東恩納琢磨氏撮影)

マクシャカ作「将来の沖縄」??このままだと遠くない未来かも…?

人工ビーチ名に続けて施工年(完成年)、規模(長さ)、施工される前の海岸環境を列記した。これらのデータは、「琉球諸島沿岸海岸保全基本計画」(沖縄県土木建築部港湾課)からの引用および筆者の調査結果に基づいている。なお、護岸および突堤工事を伴わない養浜のみのビーチは、この図には含めていない。名和純さん(貝の渚を歩く会)「沖縄島の人工ビーチ(2010年)」(沖縄環境ネットワーク会報45号掲載データと脚注より)

那覇市に奇跡的に残された生物多様性の宝庫、大嶺海岸。(High-tosh氏撮影)

1人約20万円払ってまで泡瀬干潟を埋め立てて人工ビーチ?(出典:泡瀬干潟を守る連絡会)

高江ヘリパッドN4地区で作業をする防衛局下請けの業者(2011年、ヘリパッドいらない住民の会提供)

辺野古空撮(東恩納琢磨氏撮影) マクシャカ作「将来の沖縄」??このままだと遠くない未来かも…? 人工ビーチ名に続けて施工年(完成年)、規模(長さ)、施工される前の海岸環境を列記した。これらのデータは、「琉球諸島沿岸海岸保全基本計画」(沖縄県土木建築部港湾課)からの引用および筆者の調査結果に基づいている。なお、護岸および突堤工事を伴わない養浜のみのビーチは、この図には含めていない。名和純さん(貝の渚を歩く会)「沖縄島の人工ビーチ(2010年)」(沖縄環境ネットワーク会報45号掲載データと脚注より) 那覇市に奇跡的に残された生物多様性の宝庫、大嶺海岸。(High-tosh氏撮影) 1人約20万円払ってまで泡瀬干潟を埋め立てて人工ビーチ?(出典:泡瀬干潟を守る連絡会) 高江ヘリパッドN4地区で作業をする防衛局下請けの業者(2011年、ヘリパッドいらない住民の会提供)

【プロローグ:年末「埋め立て承認」からの大波乱劇を原稿用紙1枚半程度で書いてみる】

昨年末12月27日、仲井真弘多県知事が米軍普天間飛行場の代替施設とされる名護市辺野古の埋め立てを承認した。沖縄の歴史上初とも言える「自ら土地を差し出して」米軍の新基地建設を認めるという世紀の一大事だというのに、県民には「突然」の印象だった。東京、官邸帰りの仲井真知事が県議会無視で書類に押印、事務方が宅配で提出。与党だけを呼んで事後報告、野党議員や県庁内に押し掛けた県民にも知事公舎からTV中継で事後報告、「良い正月」へと述べ“仕事納め”をした。沖縄の自民党国会議員5人や自民党県議達に続いて知事も「基地は県外」の公約を無視、それを苦渋の選択の表情どころか「反対とは言ってない」と詭弁を繰り返す。自身の支持者に説明もせず突然寝返ったこの政治家たちは、人として、支持者や子どもや孫に何と説明するんだろう?「???」ばかりで意味不明のまま、ワジワジーの年末年始。
 でも、それに対して、2014年明け早々1月10日には県議会史上初の「知事辞任要求決議」、1月15日には知事承認の違法性を追求し取消を求める「提訴」と承認への反動が続く。更に1月19日には、知事や"5人衆"をはじめ、私達の税金「500億円」をネタに利益誘導とも言われる石破幹事長ほか政府自民党総出で挑んだ「辺野古の新基地建設」を大きな争点とした名護市長選で「基地に頼らない現職」稲嶺進市長が再選。「埋め立て承認」からたった1カ月の間の、この不条理に対する猛反撃。でもその市長選の結果も無視で翌日から新基地建設関連の工事業者を選ぶとか…この国どーなってんの?
 はたまた2月から県議会で「百条委員会」が始まり、その「寝返り劇」までに何があったのかを追及して、3月28日に閉会。県議会は誰でも傍聴可。次の議会から、傍聴席またはネット中継で沖縄の”ナマ(今)”を目撃せよ!
★県議会ライブ中継→ http://www.discussvision.net/okinawaken/2.html
(☆…と言いたいだけ言って、この基地関連の話は、同じタイムス×クロス連載中の渡瀬夏彦氏に任せた!笑)

 さて、前回から今回の原稿までの間に、2月22日タイムス紙面で新城和博著『ぼくの沖縄<復帰後>史』を僭越ながら読ませて&書評書かせて頂きました。今回はその「復帰後」から今も続く沖縄「振興・開発・破壊」の話をしたいと思います。