海の抱える問題を雑誌や新聞、ニュースで見聞きしたことがあるかと思いますが、慶良間諸島で今現在起きていることをまとめたいと思います。まずは2枚の写真(写真1・写真2)をご覧下さい。

写真1 生きているサンゴ。2013年12月7日、渡嘉敷島の南にある灯台下で撮影

写真2 ほぼ死んでいるサンゴ。213年12月9日、渡嘉敷島の北にある儀志布で撮影

写真3 大雨が降り赤土が流れ込んだ海の中。普段の透明度は20メートルほどだが、このときは1メートル先も見えにくい状態になっていた。2013年10月19日、とかしくビーチで撮影

写真4 サンゴにからみついたごみ。2013年12月7日、儀志布で撮影

写真5 サンゴを食べるオニヒトデ。2013年12月12日、ハナリ島沖で撮影

写真6 ホワイトシンドロームになったサンゴ。2013年12月12日、儀志布で撮影

写真7 ブラックバンドディージーズになったサンゴ。2013年12月13日、儀志布で撮影

写真1 生きているサンゴ。2013年12月7日、渡嘉敷島の南にある灯台下で撮影 写真2 ほぼ死んでいるサンゴ。213年12月9日、渡嘉敷島の北にある儀志布で撮影 写真3 大雨が降り赤土が流れ込んだ海の中。普段の透明度は20メートルほどだが、このときは1メートル先も見えにくい状態になっていた。2013年10月19日、とかしくビーチで撮影 写真4 サンゴにからみついたごみ。2013年12月7日、儀志布で撮影 写真5 サンゴを食べるオニヒトデ。2013年12月12日、ハナリ島沖で撮影 写真6 ホワイトシンドロームになったサンゴ。2013年12月12日、儀志布で撮影 写真7 ブラックバンドディージーズになったサンゴ。2013年12月13日、儀志布で撮影

 一見、同じようにきれいな青い海にサンゴ礁が広がっているように見えるかも知れませんが、(写真1)が生き生きとしているサンゴ、そして(写真2)は、ほぼ死んでいるサンゴです。(写真2)はサンゴがまったくないと言ってもいいくらいです。これが今の渡嘉敷島のサンゴの状態です。(写真2)(と写真1)は同じ日に別々のポイントで写真を撮ったものです。

 では、なぜ(写真2)のようになっていくのでしょうか? (写真1)が、(写真2)のように変わっていく恐るべき事態はそこまできているのです。

 まず、一目でみて分かるのは、大型台風による被害の大きさです。台風明けにダイビングをすると、びっくりするほどの影響を受けています。サンゴはほとんど折れて倒れ、原形をとどめてないこともあります。