豊見城署は1日、那覇空港国内線の出発検査で荷物から銃の実弾が見つかったとして、火薬類取締法違反などの疑いで、米軍キャンプ・キンザー所属の海兵隊員の男2人を現行犯逮捕した。いずれも1等軍曹で公務外だった。2人は実弾を自身のものと認めているが、故意に所持したのではないと話しているという。

ライフルの銃弾が見つかったかばん(茶色)を調べる捜査員ら=1日午後、那覇空港

 同署によると、火薬類取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたのは、海兵隊員の男(33)。同日午前8時32分ごろ、空港3階の検査で、機内に預けるかばんの中に長さ約5・5センチのライフル銃の実弾2発が見つかった。

 同容疑者は、米国で狩猟用に使用したライフル銃の弾だとし「故意に入れていない」と話しているという。休暇で妻と羽田空港を経由して米国インディアナ州へ行く予定だったという。

 一方、銃刀法違反(所持)の疑いで逮捕されたのは、海兵隊員の男(35)。同日午前11時15分ごろ、2階の手荷物検査でリュックのポケットから長さ約3センチの実弾1発が見つかった。同容疑者は米国で使用していた護身用の拳銃の弾で「かばんに入っていたのは分からなかった」と話しているという。知人女性と東京旅行の予定だったという。同署は、2人が実弾を所持した経緯を詳しく調べる方針。

 那覇空港事務所によると、一連の逮捕で発着便への影響はなかったという。