【宜野湾】米軍普天間飛行場の騒音に対し宜野湾市の「基地被害110番」に寄せられた苦情が6月は68件と前月の6倍に達し、1カ月間の件数としてはことし最多だったことが1日、同市のまとめで分かった。

住宅地上空で旋回飛行を繰り返したAH1ヘリ=普天間飛行場

 6月の普天間では週末と23日の慰霊の日を除くほぼ連日、日米合意で運用が制限される午後10時以降の離着陸が行われ、過去最多の102件だった昨年10月以来の件数となった。市は午後10時半以降の遅い時間に離着陸が集中したのも苦情増加の要因とみている。

 部隊配置計画(UDP)で6月に普天間に派遣された部隊が、AH1ヘリなどの習熟訓練を本島各地で深夜まで行い、普天間の管制塔が無人となる午後11時に合わせて駆け込みで帰還しているためとみられる。

 市の抗議に対し在沖米海兵隊幹部は6月21日、「日照時間が延びたから」と説明。しかし前年はそんな運用は行われておらず、市は沖縄防衛局を通じ再度、説明を求めている。