日本ハンドボールリーグ(JHL)男子の琉球コラソンは5日、今季から加入した石川出(29)=浦添市出身、興南高-日体大出、大崎電気=の入団会見を沖縄県庁で行った。大崎電気では2度のリーグ優勝を経験。「コラソン創設時から入団したいと思い、自分ならどうプレーするかを思い描いていた。沖縄のハンドボールを日本一にしたい」とチーム初の栄冠を狙う。

ユニフォームを手にする(左から)水野裕紀監督、金城幸信代表、石川出、水野裕矢GM=沖縄県庁

 背番号は17番。身長180センチ、体重81キロのバックプレーヤー。8月31日から始まる全日本社会人選手権から出場する。JHLは9月10日に開幕し、コラソンの初戦は同11日、愛知県で大同特殊鋼と戦う。同22日、沖縄市体育館で湧永製薬とホーム開幕戦を行う。

 石川は2005年、興南高校で棚原良、東長濱秀希らとともに、主将として全国選抜、全国総体、国体の3冠を果たした。日体大では4年連続でインカレ優勝。10年に大崎電気に入団し、リーグ通算82試合に出場、170得点と活躍した。

 会見で石川は、優勝経験を生かし「勝負どころでのプレーなど、優勝するために何が必要かをメンバーに伝えたい。口下手なので、全力でプレーする姿をメンバーにも見てもらえれば」。水野裕紀監督は「選手として実力や経験も豊富。チーム全体を引っ張ってほしい」と期待する。

 石川は「沖縄でハンドボールを始め、日本一になれた。沖縄への感謝の思いは強い」と強調。その上で「気持ちを前面に押し出してプレーする。県民やファミリアの熱い声援が力になる。ぜひ会場で応援してほしい」と呼び掛けた。

 いしかわ・いずる 1987年生まれ。29歳。浦添市出身。当山小、浦西中時代に全国制覇。興南高3年時に主将として、全国3冠を達成。日体大では4年連続インカレ優勝に貢献した。大崎電気では、全日本総合選手権優勝3回、全日本社会人選手権優勝2回、日本ハンドボールリーグ優勝2回など、数多くの実績を残している。