10日投開票の参院選に向け、沖縄タイムス社は朝日新聞社と合同で5、6の両日、県内有権者に電話で終盤の情勢調査を実施した。沖縄選挙区(改選数1)は、無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)が優位に立ち、自民公認の現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)=公明、維新推薦=は伸び悩んでいる。幸福実現党公認で新人の金城竜郎氏(52)は厳しい。

(左)伊波洋一氏 (右)島尻安伊子氏

 ただ、調査の時点では3割以上の有権者が態度を明らかにしておらず、情勢が変化する可能性がある。

 支持政党別で見ると伊波氏は支援を受ける民進支持層の9割をまとめ、共産、社民、生活、社大の各支持層の支持も固めた。有権者の中で最も比率が多い無党派層にも浸透している。

 島尻氏は公認する自民支持層の8割の支持を固め、推薦を受ける公明と維新の支持層もほぼまとめたが、無党派層の支持は3割程度にとどまっている。

 年代別では伊波氏が各年代で多くの支持を得ており特に60代が厚く、女性の6割が支持している。

 島尻氏を支持するのは30代が多く、支持を表明する性別の割合は男性が多い。

 職業別の支持は、伊波氏が回答数の最も多かった事務・技術職層の約6割を固め、主婦層では半数を上回り、自営業層でも浸透している。

 島尻氏は製造・サービス業従事者層の約6割から支持を得た。

〈調査の方法〉

 5、6の両日にコンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、県内の18歳以上の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1518件、有効回答数は879人。回答率58%。