【糸満】今月23日の慰霊の日を前に沖縄平和祈念像のほこりを拭き取る「浄(きよ)め」が14日、糸満市摩文仁の同祈念堂で行われた。バスガイドら22人が世界平和を願いながら、台座や花、顔などをタオルで拭き清めた。

平和を願い祈念像のほこりを払い浄める県工芸振興センターの職員ら=14日午後、糸満市摩文仁・平和祈念堂(喜屋武綾菜撮影)

 高さ12メートルの像には、平和の礎に刻まれた沖縄戦戦没者など24万人余の名簿が収められている。参加者は表面が傷まないよう柔らかい布で作業。背伸びをしたり、腰をかがめたりしてほこりを払った。

 沖縄バスの新人具志堅有衣さん(18)は「たくさんの千羽鶴に、多くの人の思いが集まっている場所だと感じた。どこの国でも戦争が起こらないでほしい」と願った。