沖縄県の翁長雄志知事は10日夜、参院選沖縄選挙区で、無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)が当選を確実にしたことに、「一昨年の衆院選、ことしの県議選に続き、沖縄の民意が示された」と、辺野古新基地建設阻止への決意をあらためて示した。

伊波氏の当選確実を受け、あいさつをする翁長雄志知事=10日午後8時2分、那覇市古島

 各テレビ局の伊波氏当確の速報を受けて、那覇市古島の伊波氏の選挙事務所でマイクを握りあいさつした。

 翁長知事のあいさつは次の通り。

 伊波洋一さんが当選したことについて、沖縄県民が沖縄の将来を見据えての選択を取ったことに感謝申し上げます。私たちは、保革を乗り越え、イデオロギーよりアイデンティティということで、県民の心をひとつにして基地問題をはじめ、21世紀の子や孫のためにがんばっていこうと訴えてきました。こういったことを伊波さんが県民に訴え、県民と心がひとつになったことが勝利を呼んだのだと思います。

 これで、一昨年の衆院選から、今年の沖縄県議選、そして参議院選挙で沖縄の民意が示されたことになります。新辺野古基地は絶対に造らせない。

 そして、アジアのダイナミズムを取り入れて、誇りある豊かさを築いていく。子どもの貧困の問題をはじめ、県民の生活を守っていく。こういったことを伊波洋一さんが沖縄の代表として、国会に行って、日本という国の地方自治、民主主義の在り方を含めて、がんばっていただけると思っています。