若手を中心に選抜された男子バスケットボール日本代表(アカツキファイブ)が、23日に台湾で開幕する第38回男子ウィリアム・ジョーンズカップに向けて東京で強化合宿を行っている。Bリーグ1部の琉球ゴールデンキングスから初の代表入りしたポイントガード岸本隆一(26)=北中城高-大東文化大出=は「すごく刺激になっている。日の丸をまとう責任は大きいが、リーダーシップが取れるように積極的に臨みたい」と、コミュニケーションを取りながら汗を流している。(小笠原大介東京通信員)

代表合宿で汗を流すキングスの岸本隆一=東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(小笠原大介東京通信員撮影)

大会に向け意気込む男子日本代表

代表合宿で汗を流すキングスの岸本隆一=東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(小笠原大介東京通信員撮影) 大会に向け意気込む男子日本代表

 18日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで始まった第5次強化合宿にはBリーグ1部の9チームから富樫勇樹(千葉)や篠山竜青(川崎)ら14人が参加。平均年齢24・9歳と若く、うち5人が代表初選出という顔ぶれだ。長谷川健志ヘッドコーチ(HC)が「3、4年後を見据えた上で核となる世代。海外との試合経験が少ない選手にアジアを知る機会にしてほしい」と語る。

 U-18(18歳以下)や学生選抜で代表経験がある岸本もフル代表は初。「キングスでの役割とは異なり、日本人ビッグマンにボールを持たせるケースが多い。オフボール(ボールを保持しないとき)にいかにチームのために仕事ができるか」と、代表の戦術を貪欲に吸収している。

 ジョーンズ杯は台湾やイラン、韓国などアジアチームに米カリフォルニア州立大を加えた9チームが出場する。9日間で8試合を戦うハードスケジュールだ。長谷川HCは岸本について「小柄だがクイックで決定力がある。アジアの中でどういうプレーができるか楽しみ」と期待を寄せる。

 岸本も「このメンバーを動かすことができれば、チームに戻ってもさらに良い還元ができる。まずは試合に出ることを意識したい」と強い意気込みを見せた。強化合宿は21日まで。チームは22日、台湾に出発する。