参院選の開票が行われた10日、県内各地で選管職員が慎重に作業に当たった。沖縄県内では期日前投票所での投票用紙の誤交付、6月5日の県議選でも開票速報を誤るなど、選管の不手際が相次いでおり、関係者は「ミスのないようにしたい」と話す。県選管にトラブルの情報は入らなかった。

参院選の開票を行う那覇市の選挙事務従事者ら=10日午後9時37分、那覇市民体育館

 那覇市選管は、誤交付に加え入場券発送の遅れもあり、市民の問い合わせが相次いだ。市選管関係者は神妙な面持ちで「全国的に誤交付が起きているが、有権者が託した貴重な1票をこれ以上無効にすることはあってはならない」と話した。

 一方、県議選国頭郡区の開票作業でミスがあった県選管。参院選では、入力・集計チェックを強化するなど再発防止策を徹底した。開票結果と投票総数を照合するなどの検算を実施したため、投票率の最終発表は前回(2013年)よりも1時間遅い、11日午前0時半だった。

 県選管は「トラブルはないが、集計ミスが出ないように慎重に確認した」と話した。