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  • 今回の参院選で、衆参院の沖縄選挙区での自民党選出議員はゼロに
  • 米軍事件や基地問題で自民に逆風。島尻氏の支持者は「大きな損失」
  • 伊波氏の支持者は公約破りや憲法改正の姿勢が反感を買ったと分

 今回の参院選で、自民公認の島尻安伊子さんが落選したことに伴い、衆参の沖縄の選挙区は、衆院4人、参院2人の6人全員が国政野党となり、自民党国会議員は「ゼロ」になった(衆院の比例復活除く)。島尻さんの支持者は「米軍事件や基地問題で逆風が吹いた」と険しい表情、一方、当選した伊波洋一さんの支持者は「当然の結果」との反応を示した。

相手候補当確のテレビ報道を見ながら、落胆の表情を浮かべる島尻安伊子さんの陣営=10日午後8時、那覇市松山の選挙事務所

 島尻さんを支援する西原町の松本健さん(63)は「自民党政権を支える沖縄の国会議員がいるからこそ、意味がある。国政の実績やバックボーンのない人が、国会でどのようなことができるのか注視したい」と強調した。

 「現職大臣が落選したのは沖縄にとって損失だ」。島尻さんの政策を支持する沖縄国際大2年の棚原伸さん(19)=与那原町=は「沖縄では選挙のたびに、メディアが基地問題を争点にする。その影響が大きかった」と語った。

 伊波さんの支持者らは、沖縄の選挙区の自民党国会議員がいなくなった結果を「当然」と受け止めた。

 選挙運動員として関わった屋良麻実さん(31)=浦添市=は、自民党の「公約破り」や憲法改正の姿勢が県民の反感を買ったと分析。「戦争体験者から『負きてぃならんどー』と何度も激励をもらった。県民は平和を願っている」と話した。