沖縄県の翁長雄志知事は18日、米軍普天間飛行場の訓練移転候補地として上がっている鹿児島県西之表市の馬毛島を視察する。知事自ら訓練移転候補地を視察することで、広く世論に普天間の危険性除去や訓練の県外、国外移転の必要性などをアピールする狙いがある。15日、県が発表した。

沖縄県の翁長雄志知事

鹿児島県西之表市の馬毛島=2010年3月(共同通信)

沖縄県の翁長雄志知事 鹿児島県西之表市の馬毛島=2010年3月(共同通信)

 馬毛島は、おおさか維新の会がことし5月、普天間の5年以内の運用停止に向け普天間の暫定的な機能、訓練移転の候補地として県に提案。県は提案を受け、島にある滑走路の状況などを確認するという。

 一方、県は馬毛島を普天間の訓練や基地移転の候補地として国へ提案することはないと説明。知事の視察を通して在沖米軍基地の県外移設への理解を広めたいとしている。

 馬毛島は民主党政権下で普天間の移転候補地として検討された。現在は米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地に挙がっている。