ホテル業に興味を持ってもらい人材確保につなげようと、県ホテル旅館生活衛生同業組合(宮里一郎理事長)がこのほど、学生向けの冊子「ホテルのしごと~沖縄の明日を担うホテル・旅館業~」を3千部発刊した。県内の高校や専門学校、大学計127校や県内の5ハローワークに贈る。20日午後1時から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれる企業合同説明会(主催・県、県教育委員会、沖縄労働局)でも無料配布する。事業費は300万円。

冊子「ホテルのしごと」を手に取ってほしいと呼び掛ける県ホテル旅館生活衛生同業組合の宮里一郎理事長(左)と中村聡専務理事=15日、県庁

 冊子はA4判フルカラーで計46ページ。県が「2021年度までに入域観光客1千万人、観光収入1兆円」を目標に掲げており、観光産業が沖縄を支えていることを紹介している。宿泊、料飲、宴会婚礼、企画営業、総務管理の各部門を網羅する形で入社1年~6年の社員の生の声を収録。ホテルの総支配人による就活生へのメッセージや、各ホテルの待遇、求人情報もまとめた。

 宮里理事長らは15日、県庁で会見し「人材派遣会社に頼らないとビルメンテナンスも含めて運営できないのが今のホテルの現状。観光立県に向けて人材を確保したい」と話した。